考え過ぎたら疲れるけど、考えなさ過ぎは成長しない。では、どうすればいいか?
私は、考え過ぎるか、考えなさ過ぎるのどちらかと言えば、考え過ぎる方に傾きがちであり、そうすると当然に疲れます。
つい考えてしまいがちなので、友達にも「考え過ぎると疲れるで」と言われることがありました。
私自身も考えるのは楽しいけど、考え過ぎると疲れてしまうと思っていて、どうすればいいのか悩んでいた時期がありました。
そこで、私は大学生の時に詳しく倫理学を勉強していた際に、アリストテレスという古代ギリシャ哲学者の中庸と呼ばれる徳から思考に対する意識の向き合い方について学びました。
それについて皆さんにシェアしたいと思います。
まず、中庸(ちゅうよう)とは、簡単に言えばアリストテレスは人間の行為や感情における超過と不足を調整するには中間であることが最適であると主張しました。
例えば、勇気は蛮勇や臆病の中間的な状態である時が良いと言うことです。
ただし、ここで言う中間とは必ずしも2つのもののちょうど真ん中という訳ではなく、どちらかに寄っている場合でも良いそうです。
例えば、例にあげた勇気では臆病よりも少し蛮勇の方に傾いていると考えても良いみたいです。
これを受けて私自身は思考について、肩の力を抜いて(脱力状態で頭を柔らかくする感じ)、程良くリラックスした状態から焦らずゆっくり考えれば良いのではないかという風に解釈しました。
全くゼロで一切考えないのは良くない。
しかし、四六時中考え続けるのも良くない。
そうすると、中間の適当に考えるぐらいが丁度いいのではないかという結論に至りました。
以前のブログにも、いい加減ぐらいにやることが長く続けていくコツだと言うことを述べたこともありました。
自己成長しながら、かつ、あまり疲れないようにバランスよく続けるには、血眼になって本気になって考えなくても良いと考えます。